今回はポット苗つくりです。
みんなが植樹&下草刈りをしているころ
少数精鋭5人のメンバーで、「ポット苗」作りに出発しました。
実はこのポット苗作り、いつもは大川村の皆さんに
準備していただいており、私たち植樹隊メンバーが参加するのは初めてのこと。
正直ちょっと甘く見ていました…
さて、ポット苗作りとは、苗木に育てるための種付け作業です。
私たちは大川村の方々にご指導を受けながら作業を開始しました。
(1)土作り
皆さんからお預かりしたどんぐりは、新鮮な物のみ選別され、
苗木になります。
とはいえ、植え付けをすれば、すべて芽が出るとは限りません。
毎年大量のポット苗を作り、育てるのです。
芽が出るわけではない…つまりは無駄になるポット苗も多くでます。
そこでまず一番最初の仕事は、育たなかったポット苗を崩し↓
崩した土の中には、死んでしまったどんぐりなども入っているので
ふるいにかけて、※意外に重労働です ↓
肥料(右下の茶色いのが肥料入りの土です)を足し⇒混ぜ⇒
土の準備をします。
(2)ポット作り
まずは土を6~7分目まで入れます。(写真は大川村の方です)
どんぐりを入れます。
このとき、どんぐりは同じ種類のもの「2つ」を「横に」いれます。
下に入れてしまうと、根がポットを突き抜けてしまったりするので
横に入れるのが一番なんだそうです。(豆知識)
また、どんぐりは育たない物も多いので、2つ入れるほうが
効率がいいのだそうです。
そして土を上までかぶせます。
今回はおよそ1時間半くらいでしたでしょうか?
成果は5人でこれくらい。
ずっと中腰でいたりなんだりで、ほんの少しの時間にもかかわらず
ものすごく腰が痛くなりました。
大川村の皆さんはこの作業を(だけではありませんが)、
たくさん、たくさん行われるわけです
本当にいつもありがとうございます
ちなみに今回私たちが参加した苗木ポットは、再来年のための準備です。
昨年のポット苗(一部)はこんな感じに育っています。