こんにちは
どんぐり拾いにはもう行きましたか
どんぐり拾いのあとは、きちんとうがいと手洗いをしましょうね
さてさて、今回のタイトルは
「どんぐり銀行ってなんなんだ」です。
どんぐりを拾って、
どんぐり銀行に預けて、
苗木と交換して、
どんぐりの木を育てる、
・・・というのはみなさん理解していただいてますよね。
そもそもなんでどんぐり銀行ができたのか?
というところをまだこのブログではご説明していなかったので、
今回はそんなお話しです
それは、どんぐり銀行本店のある、高知県大川村でのできごと。
大川村には、四国一の大きなダム 早明浦(さめうら)ダムがあります。
みんなの生活のためのお水をたくさん貯めています。
あるとき、このダムのお水がどんどん減ってしまったことがありました。
原因は、ダムのまわりの森でした。
森の木が伐採されて・・・ではありません。
ダムのまわりの森の木は、スギやヒノキなどの木が多かったのです。
なんでスギやヒノキの木ではダメなのか?
それは、一年中、秋や冬になっても葉をつけたままの木だからです。
葉っぱの落ちる木の下には、
ふかふかの落ち葉がふかふかの土になり、小さな下草が生えます。
そして雨が降ると、たくさんの水を含み、保ちます。
スギやヒノキは葉が落ちないので、地面に下草が生えません。
雨が降ると、一時的にお水を溜める事はできますが、
すぐにお水が逃げていってしまいます。
葉っぱの落ちる森を作るために始められた植樹活動。
それがどんぐり銀行のはじまりでした
どんぐりを拾いながら、
自然や環境に少しだけ興味を持ってもらえれば。
「どんぐりの木ってなんだろう?」
「森を育てるって、どういうことだろう?」
と興味を持ってもらえれば。
どんぐり銀行はそう思って、活動をしています
どんぐり銀行のこと、少しわかってもらえましたか?
今年の秋も、どんぐりを拾いながら、
少しだけどんぐりの森のことを考えてみてください